- 2008-09-08 (月)
- 医療系資格の種類と試験対策など
看護師の資格を取るには、看護師国家試験を受けなければなりません。
しかも、誰でもが受けられるというものではなく、高校の看護科、看護大学(短大)、看護専門学校で学んだ人にだけ受験資格が与えられます。
看護系の学校を出ただけでは看護師にはなれないのです。
看護師になるには専門の学校で勉強をして、さらに看護師の資格を取らなければなりません。
しかし、看護師国家試験の合格率はおよそ90パーセント程度と高いのも事実ですので、学校でしっかり勉強しておけば問題のないレベルとなっています。
つまり、看護師国家試験の一番の対策は、学校で学んだことをしっかりと身につけることになるでしょう。
看護師の資格を取った人には現役看護師として働くだけでなく、さらに上をめざす人向けの「専門看護師認定審査」というものがあるのです。
この審査はがん看護、精神看護などの専門の分野で活躍できる「専門看護師」とみなされるためのもので、看護師の資格を持っていなければ受けることができないのです。
看護師であることに加え、さらなる勉強を重ね、実務経験もある人のみがこの審査を受けることができるということです。
この制度が導入されたのは1994年で、実務経験も重視した内容ですので今後専門看護師の活躍の場は増えていくでしょう。
同様の資格に「認定看護師」があり、専門看護師ともに数年後ごとに資格の更新が必要なことも今までにない特徴となっています。
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